多賀新さんは江戸川乱歩文庫(春陽堂)の表紙の装画もされている銅版画家です。
本屋で誰もが必ず一度は目にしたことがあるであろうグロテスクで摩訶不思議な絵↓
春陽堂(乱歩の作品の出版ともかかわりが深かった出版社)から出版されている江戸川乱歩のシリーズはすべて多賀新さんが表紙を担当していますが、どれも作品の世界観をとらえたすばらしい表紙ばかりです。
多賀新さんとは?(さらっと紹介)
多賀新さんは千葉県市川市在住の銅版画家。独特な世界観で、日本はもちろん海外でも高く評価されています。
1946年に北海道で産まれ、23歳の頃(1969年)から独学で銅版画を学び、その4年後には版画グランプリ展賞を受賞しています。
1946
北海道生まれ
1973
版画グランプリ展賞受賞
1977
日本現代版画大賞展
1981
CWAJ展(~90年)
1982
日本の現代版画ベスト5展
1983
セントラル版画大賞展受賞
1983~84
文化庁在外研修派遣員(米国・西独)
1987~92
カリフォルニア・スウェーデン・オーストラリア・アジア(ソウル)国際交流美術(版画)展
1992~96
三彩展、風の会展、磊の会展、从展
他、内外で個展多数/現在、日本版画協会会員
出典:http://www.agmuse.co.jp/item/c10/c27/
代表作は「江戸川乱歩の世界」「新十二神将合体図」などの画集や、近年では鉛筆画も有名です。
春陽堂の乱歩表紙は多賀新さんの作品。とにかくかっこよいので集めています。#多賀新#江戸川乱歩#パノラマ島奇談#春陽堂 pic.twitter.com/F6mcpfJ9yU
— CHIROL,chiroly (@chirolhide) March 22, 2016