ワタクシは数年前までブラックなファミリー企業に勤めていまして、その時の社長の名言(迷言)が日本のシステムそのものでしたので紹介したいと思います。
今でも鼓膜にフラッシュバックする貴重なお言葉、迷言DEATH!
社長のスペック
大手企業の事業を請け負う社員数十名の会社の長。(社員に愛人らしき人物有)
華麗なる地元の名手。市議会議員などをされており、多方面に闇のコネクションを持っていると思われる。
愛車はベンツの高そうな奴。(風の噂で2,000万円ほど)
マンションやアパートを数棟所有。
会社の忘年会には、毎年なぜか社長と親しい政治家が参加し政治活動を展開。
そんな社長の名言(迷言)
みなさん耳をかっぽじって聞いてほしい。(目を見開き読んでほしいのDEATH)
「今年も相変わらず会社の景気がいいから、社会貢献をしなければいけないな~」
私は、社長が取引先のお偉いさんと話しているのをたまたま聞いたのである。
その頃の私は、1日12~14時間労働を強いられていました。
もちろん、残業代などはビタ一文も支給されていない(年に2回ボーナスが10万円ずつはあった)私は耳を疑いました!ちなみに月給は総支給で18万円(毎月25日以上出勤)
え、儲かってるの?まずは社員に貢献して!
とりあえず残業代支給して!
そして当たり前であるが、社長が社会に貢献するようなことをしているそぶりは退社するまで一切耳に入ってきませんでした。
「社員に年休なんか取らせたら、零細企業のウチは倒産してしまうよ」
相変わらずの社長は社員に年休なんて取らせません。
零細企業でベンツに乗って、豪邸に住んでいらっしゃる社長。
会社の雰囲気的にも忙しいから年休とっちゃダメ的な空気がまん延しておりました。
退社することが決まった私は、数年間1度も取ったことがない年休を消化したいと社長に持ちかけました。(まともな会社なら、さかのぼって2年間分の20数日は年休が取れるはずです)
そして、その時の迷言がこちらの素晴らしい一言でした。
去るだけの私にとって、こんなブラックなファミリー企業に同情する余地などなかったので、「それでは労働局に年休をとらせてくれない旨を相談させていただきます」というと5秒で社長の態度が急変。
「分かった年休分の賃金を退職金として支給するよ。特別だぞ~。他の社員にはこのことは内緒だぞ」と言ってきましたので、5分後に他の社員に年休の件を報告させていただきました。社員バカにし過ぎ!
ちなみに愛車のベンツはポケットマネーで購入したとのことで給料(役職手当)はほんの40万円らしいです。毎日のようにスナックやキャバクラ行っているのにね。
日本経済の縮図はブラック企業に有り!
そんなワタクシはこの先ずっと労働者階級DEATH!!