日本人であれば誰でもザックリ物語が話せる昔話の「桃太郎」でおなじみの『鬼ヶ島』
実は香川県の高松市にその『鬼ヶ島』の舞台だったと思われる島があります!
その名も女木島(めぎじま)
女木島が『鬼ヶ島』と言われる由縁
香川県の桃太郎は、吉備津彦命(きびつひこのみこと)の弟「稚武彦命(わかたけひこのみこと)」がモデルで、吉備の国から讃岐の国に来た時、土地の住民が鬼(海賊)の出没で苦しんでいるのを知り、イヌ・サル・キジを率いて鬼を征伐しました。イヌは備前の犬島(岡山県)、サルは陶の猿王(綾南町)、キジは雉ヶ谷(鬼無町)に住む勇士だったと言われています。
鬼が住んでいたのが女木島で、桃太郎が鬼を退治して鬼がいなくなったことから「鬼無」という地名になったと言われます。
大正3年に橋本仙太郎氏が大洞窟を発見したことによって、桃太郎伝説と女木島が結びつき、以来、女木島は「鬼ヶ島」と呼ばれています。
出典:http://www.onigasima.jp/onigashima.html
そんな瀬戸内芸術祭も開催されている、女木島への高松からのアクセス方法を紹介します。
女木島へは高松港からフェリーが格安!
女木島へ行くのに、最も便利で安くいく方法は雌雄島海運が運行する女木・男木行きフェリーに乗船することです。
切符売り場とフェリー乗り場
切符売り場とフェリー乗り場は高松駅から近く歩いて3分ほどの距離にあります。(下記掲載のGoogle Mapを参照ください)
切符売り場とフェリー乗り場はすぐ近くなので便利です。
女木島行きフェリー切符売り場
切符売り場の窓口です。男木島行きフェリーの切符売り場もここです。(同じフェリー「めおん」で女木島経由で男木島へ向かいます)
因みに、撮影した時(金曜日の16:30分頃)には窓口が閉まっていたので、遅い時間に女木島に行く方は、念のため窓口の営業時間を確認しておいたほうがよさそうです。
雌雄島海運株式会社 TEL:087-821-7912
女木島行きフェリー乗り場
フェリー乗り場は切符売り場のすぐ側です。
三番乗り場、③と書かれているので目印にしてください。
女木島行きフェリーの料金
旅客運賃は下記のとおりです↓
大人:片道370円(往復740円)
子供:片道190円(往復380円)
15人からの団体割引(大人1割・学生3割・小人1割引)制度や高松市民で70歳以上であれば運賃が半額になる高齢者割引などもあります。
また、自動車やバイクなども女木島にフェリーで持って行けます。
私は女木島に原付バイクを持って行ったのですが往復で1,340円(片道670円)と格安で持って行けました。詳しくは雌雄島海運料金表をご覧ください。