全国で『やけど虫』被害が急増中!生息地やさされた時の症状を画像で紹介
皆さんは『やけど虫』という虫をご存知でしょうか?
私も、最近よくニュースで取り上げられるようになって耳にしたんですが、やけど虫の画像をみてビックリしました!!
出典:Twitter
「この虫!見たことある!!」と。。。
田舎に住んでいると、むしろ頻繁に見たことあったのです。
別名「アオバアリガタハネカクシ」というハネカクシ科の昆虫です。
ペデリンという有毒物質を体液の中に含んでいる害虫!!
#注意喚起 #有毒生物
太ももに酷いミミズ腫れができたのですが、思った通りこの虫が原因でした。
やけど虫こと「アオバアリガタハネカクシ」です。
何かの拍子で潰してしまったようです。
潰れたときの体液が原因ですのでお気をつけください。 pic.twitter.com/3WZoPOgOqH— えすえす (@shiyoge) August 20, 2016
すぐさま、子供に画像を見せて絶対に触ってはいけない旨を説明しました。
子供いわく、先日、海に行った際に浜辺で観たとのことでした。
海!?そんなところにもいるのか?と疑問に思ったので生息地を調べてみることにしました。
やけど虫の生息地は?
温暖で湿潤な世界各地で生息しているが、南アメリカ大陸には生息していないようです。
日本の気候も比較的温暖で湿気が豊富な温帯の「温暖湿潤気候」なんですよね!
まさにやけど虫にはもってこいの生息地なんです!!
ということで、日本では残念なことですが全国的に生息しています。
特に、池や沼・河川沿いの湿気が多いところに多く生息しているようです。
ダニや枯れかけた植物を食べる為、水田や畑にも多く目撃事例があるようです。
やけど虫にとって田舎はパラダイス!
また、私事ですが先日、網戸を開けて寝ていた時に布団の横をウロチョロしているやけど虫を目撃しました。
夜の明りにも寄ってくる習性があるようです。
飛ばなさそうにみえて、ハネカクシというだけあって、隠された羽を広げて飛んできます。
ですので大都会、東京や大阪などの街中でも生息していますので、注意が必要です。
まさか自分の部屋にやけど虫出るとか思わんやった pic.twitter.com/1dkT2oX3Ps
— 柊 0719 (@Suzuki071295) July 16, 2018
あと、ティッシュでつぶそうとしても意外と潰れないんですよね。。。
※絶対に潰しちゃダメです
日本でのやけど虫が大量発生する時期は6月から8月の湿気が多い時期です。
その中でも7月がピークの様で、注意が必要です。
昨今の気温の上昇で温かいところでは1年中いるようなので、冬だからと安心はできないようです。
やけど虫に似ている虫もいるの?
やけど虫に似た虫もいるようです。
やけど虫?? pic.twitter.com/NHgIzX1a8c
— あんぱんP (@anpan_kiriboshi) July 23, 2018
こちらは、足が8本あるのでクモのようですがこのオレンジと黒の毒々しいカラーリングの虫は結構いますので、こういうカラーリングの虫を見た際は触らないようにした方が無難でしょう。
いろいろ考えた結果、やはり虫好き少年には自分で仕留めた獲物を飼育してほしいんだよ
それがたとえハサミムシであってもな pic.twitter.com/mD6rlOyodv— 蟷螂出シコ郎 (@Liturgusa) July 17, 2018
子供が海で見たといっていたやけど虫は「ハサミムシ」の一種の可能性が高いですね。
やけど虫に刺された時の症状
やけど虫の体液に触れると数時間から半日ほどで、みみず腫れにらります。
それが、ヤケドをした時の様な症状なので、ヤケドムシと呼ばれる所以です。
やけど虫きさまぁぁぁ!!! pic.twitter.com/gX06cfExrR
— のむっち@Cyanttleの住人 (@nomutti821) July 22, 2018
気が付かないうちに、この画像ような皮膚炎症がおこっていたらビックリしちゃいますね!
因みに、成虫だけではなく幼虫や卵に触れてもこのような症状が発生しますので、要注意です。
画像のような炎症が起こった場合は、すぐに皮膚科を受診してください。
ステロイド軟膏を塗るといいとの情報がありますが、まずは病院を受診することをおススメします。
やけど虫に触れてしまったと自覚がある場合
すぐに触れた場所を流水などで洗い流しましょう。
触れた手で目をこすると失明する恐れがありますので、絶対に粘膜系への接触は避けましょう。
やけど虫被害の事前対策は?
田舎に住んでいる私が、よくやけど虫をみかけるのが就寝時に明りに寄ってきている場合です。
暑くて網戸にして寝るのですが、網戸の網目から入ってくるやけど虫やその他の害虫。
ということで虫の侵入経路になりえる、扉や窓などに虫を寄り付かせないのが一番の対策ではないでしょうか?
最近では外壁や照明にもスプレーできるタイプもあるようです。凄い!