いきなりですが、『ダムカード』ってご存知でしょうか?
全国の主に国土交通省が管轄しているダムで配布されている、ダムマニアがコレクションしているトレーディングカードです。
なんとそのダムカードがヤフオク!で高値で取引されているんです!
『ダムカード』とは?
国土交通省・独立行政法人 水資源機構が管理しているダムで配布されているトレーディングサイズのカードで、表面にダムの写真・裏面にはダムの詳細情報が記載されている。
2006年に発売されたDVD「ザ・ダム 放流」のイベント『ダム祭』で、ダムマニアが考案。
2007年は国交省がダムマニア協力のもとで国土交通省・独立行政法人 水資源機構が管理しているダム111ヶ所のダムカードが配布されるようになった。
今では、建設中のダムや電源開発株式会社が管理するだむ、県営ダムなどのダムでも配布されるようになり、平成26年10月には365種類の統一デザインのカードが存在している。
数年に一度、バージョンが新しくなり、ダムの写真が変わる。
旧バージョン(廃盤)のダムカードは入手困難。
公式カード
統一デザインのカードは『公式カード』と呼ばれており、字体・紙・印刷・コーティングに至るまで規格が統一されている。
サイズ
縦:63ミリ
横:88ミリ
記載内容
表面
- バージョン情報
- ダムの形式記号(A:アーチダム E:アースダム G:重力式コンクリートダム GA:重力式アーチダム GF:重力式コンクリート・フィル複合ダム HG:中空重力式コンクリートダム MB:可動堰 R:ロックフィルダム)
- ダムの目的記号(F:洪水調節、農地防災 N:不特定用水、河川維持用水 A:かんがい用水 W:上水道用水 I:工業用水 P:発電 S:消流雪用水 R:レクリエーション)
- ダムの写真
- ダムの名前
裏面
- ダムのデータ(所在地、河川名、ダムの型式、ゲート、堤高、堤頂長、総貯水容量、管理者、本体着工/完了年)
- QRコード対応サイトHP(無い場合はHPアドレス)
- ランダム情報(ダムやダム周辺の観光情報など)
- こだわり技術(ダムに使われた技術的特徴
出典:ウィキペディア
非公式カード
ダムの管理者やマニアが公式カードに似せて作ったものが『非公式カード』である。
書体や表記方法・項目はもちろん、カードの色まで違うものが存在する。
『ダムカード』どこでどのように貰えるの?
全国にある『ダムカード配布場所』の地図↓
配布場所は、ダム周辺にある管理事務所やダム関連の施設。