活字離れで、活版印刷もほとんど目にすることがなくなった昨今。
今だに、活字を生産・販売している世界で唯一の活字店『日星鑄字行』に行ってみました。
そもそも『活字』とは?
活字(かつじ)は、狭義においては活版印刷の際に文字の図形を対象(特に紙)に印字するもので、木や金属に字形を刻み、それにインクをつけて何度も印刷できるようにしたものである。
出典:ウィキペディア
活字の素材は主に金属(鉛などの合金)で、現在製造されている活字は金属活字の鋳造活字です。
今では、束ねてスタンプにしたり、レザークラフトの刻印用でメタルスタンプなどとして使用されています。
ヤフオクでも『メタルスタンプ』として検索すると、活版印刷で使用されていた数多くの活版がまとめて出品されています。特に西洋で使用されていたアルファベットや数字の活版が人気の様です。
『日星鑄字行』(Ri Xing Type Foundry)
台北駅の北側、MRT「中山駅」より徒歩5~10分のところにある、活字店『日星鑄字行』。
現在では、台湾のみならず世界を探しても活字を鋳造し販売までしている活字店は『日星鑄字行』しかない!
なんと希少なお店。
営業時間:月~金曜日 8:30〜12:30・14:00〜18:00
土曜日 9:30〜12:00
休業日:日曜・祝日
台北市太原路97巷13号
外観
開いているのか開いていないのか分からないような雰囲気。
店の前には自転車やバイクが無数に駐車されています。
店内の様子
店内には高さ2m程の棚が6列ほど並んでおり、そこには活字がぎっしり並べられていました。
その数、数百万個!!